株式会社コプログループホールディングス

2026.08.10 コプログループが掲げる独自価値「マーケストレーション」とは

こんにちは。コプログループホールディングス 代表取締役社長の金田です。

今回は、コプログループが目指す「マーケストレーション」という考え方について、皆さまにご紹介したいと思います。

当グループは、マーケティング支援や事業成長支援を行うコプロシステムを中心に、海外人材の派遣・紹介を行うコプログローバルマネジメント、EC物流や発送代行を担うコプロロジスティクス、マンガ家志望者の発掘・育成を行うドリームシナジー、そして海外システム開発拠点であるCGM Golden Land Co., Ltdといった専門会社で構成されています。

これらのグループ会社がそれぞれの専門領域を有機的に連携させてシナジーを発揮することで、「人を集める」「人が集まる」状態をつくり出すこと。それがコプログループとして、お客さまに提供できる価値です。

こうした考え方を整理し、ひとつの言葉としてまとめたのが、創業25周年の節目に生まれた「マーケストレーション」という概念です。

マーケストレーションと人財育成

当グループはこれまでデータベースマーケティングを礎として、さまざまなビジネス領域へと事業を拡大してきました。マーケティングの仕事は、ひとつの専門分野だけでは成り立ちません。市場調査、データ分析、システム構築、物流設計、商品開発、顧客接点管理、人の確保──こうした多くの分野が関わり合い、その連携がうまくいくかどうかで、事業の成果は大きく変わります。

その経験を踏まえて考える良いマーケティングとは、複数の専門領域がうまくつながり、高い成果を生み出す総合的な技術だと言えます。

「マーケストレーション」は、マーケティングとオーケストラを組み合わせた言葉です。オーケストラでは、指揮者が演奏者たちをまとめて、最高の音楽をつくり上げます。同じように、マーケストレーションは、各分野の専門家をまとめ、最適なマーケティングを生み出していくという考え方です。

マーケストレーション

このマーケストレーションを実際の仕事として形にするのが、当社が育成する最高レベルのコンサルタント「マーケストレーター」です。

マーケストレーターは、短期間で育つ人財ではありません。複数の専門領域を深く理解し、知識だけでなく経験から得た「知恵」を使いこなし、お客さまから信頼される存在であることが求められます。そのため、段階的な成長ステップを設け、時間をかけて育成しています。

変化に強い人財に不可欠な「対応力」と「柔軟性」

マーケストレーターは、当グループにおけるキャリアのひとつの到達点です。若手社員には、そこを目指して日々成長してもらっています。専門性を高めることはもちろん重要ですが、私たちが特に重視する力がふたつあります。

ひとつは「対応力」です。

マーケティングの現場では、状況が常に変わります。市場が動けば、お客さまの判断も変わる。仕様が決まった後でも、直前に変更が入ることも珍しくありません。

そのときに「できません」と言ってしまえば、信頼はそこで途切れてしまいます。リスクを丁寧に説明しながら、できる限り対応する。その積み重ねが、当社が長年お客さまから信頼されてきた理由です。

もうひとつは「柔軟性」です。

マーケティングは、状況によって最適な答えが変わる仕事です。「こうでなければならない」という姿勢では、お客さまの本当の課題に寄り添うことができません。

状況に応じて発想を切り替えられる柔らかい心を持つこと。この力があることで、マーケストレーションの質は大きく高まります。

対応力と柔軟性は、マーケストレーターにとっての“基礎体力”であり、仕事をしなやかに進めるための大切な能力なのです。

未来に適応するためのAI活用力

もうひとつ、私たちが重視していることがあります。それは「AIの活用」です。

技術の進化はとても早く、特にAIは数年後には中堅・中小企業にも本格的に広がっていくと考えられています。その未来を見据え、私たちはAIを、これから強化していく専門領域として位置づけています。

AIは単体で成果を生むものではありませんが、マーケストレーションの中に組み込むことで、事業のスピードや効率を大きく高める可能性があります。

AIを使いこなす力は、マーケストレーターが未来に適応していくための重要な力です。

マーケストレーションは、他社にはない私たち独自の価値観です。この言葉が、コプログループの専門性を象徴するものとして世の中に知られ、多くの場面で最適なマーケティングが奏でられるよう、力を蓄えてまいります。

代表取締役社長 金田浩邦